debusirou



IVUSA史上最強のお祭り。
それが栃尾裸押合い祭り。
ふんどし姿で男たちが体をぶつけ合う。
「おとこ祭り」である。

ぶつからないと、寒いしぶつかれば痛い。


基本的に筋金入りの「へたれキング」の私には、恐怖でしかなかった。

そこで、私が開発したのが、「同盟」と「連合」である。
「同盟」とは、IVUSAメンバー(デブ推奨)と抱き合ったまま、押合いの輪の中に突入することである。
これだと、クッションになって痛くないし、暖かい。
「連合」は、三人以上でこれをやること。


というわけで、IVUSAのぽっちゃり系男子二名と一緒にこれをやってみた。
生まれてはじめて、ふんどし姿の男に向かってこう言った。
「抱いて」と。
(仮名)ふじたこうすけ君に、だかれ、私は、
「あったかい」とつぶやいた。


私の作戦通り、温かいし、痛くない。
少し男くさい、というかカブトムシに匂いがするが、これは仕方ない。

やっているうちに、なんだか楽しくなったきた。
基本的に、私は、酒が最弱だけど、寒すぎるので、飲みまくっていたので、酔っていたのかもしれない。

次に、IVUSAの参加者の中で、一番デブの堤下をつかまえ、抱き合いながら、裸で押し合う男たちの中に飛び込んだ。

しばらくすると、楽しくなってきたので、
IVUSA学生の堤下の乳首をコリコリいじってみた。
陥没した乳首が面白くて、ずっと彼の乳首をいじっていた。

ややこしいけど、堤下君は、本名は「中野」である。
インパルスの堤下に似ているということで、あだ名が「堤下」なのである。

乳首をコリコリしている堤下を見ると、そいつは「堤下」ではない。そして「中野」でもない。
あだ名とか本名の問題ではなく、全くの別人である。

さらに、IVUSAの学生でさえない。

私は、ずっと知らないおっさんの乳首をいじっていたのである。

謝りたい。
心の底から謝りたい。

名前も知らないあの人に謝りたい。